MVNO(仮想移動体通信事業者)を検討しています
月々の携帯電話代がもったいない。そう思い始めてからどれくらい経つのか、もはやわかりません…。
docomoに加入してから早10年以上。就職して自分でお金を払うようになり親から料金体系を独立したため個人としての契約は数年。これまで月々の料金を抑えるように計算してきましたが、どうもこれが限界のようです。というわけでMVNOを検討しています。
月々の携帯電話代
じぶんの月々の電話代はこちらです。
内訳項目 金額(円) |
内訳金額(円)AMOUNT(YEN) |
内訳等詳細 |
税区分 | |
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◇基本使用料(計) 2,700 |
2,700 |
カケホーダイプラン(スマホ/タブ) |
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合 算 |
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◇パケット定額料等(計) 3,233 |
500 |
Xiシェアオプション定額料 |
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合 算 |
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2,733 |
シェアパック分割請求ご負担額 |
(シェアオプション定額料を除く) |
合 算 |
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シェアパック分割請求対象額(シェアグループ合計) |
9,700円/3回線 |
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当回線におけるシェアパック分割請求ご負担額 |
3,233円 |
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0 |
(参考)当月ご利用データ量 |
当月通信量は0.6GBです。 |
合 算 |
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◇その他ご利用料金等(計) 702 |
300 |
付加機能使用料(spモード/メール等含む) |
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合 算 |
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300 |
付加機能使用料(留守番電話) |
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合 算 |
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200 |
付加機能使用料(キャッチホン) |
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合 算 |
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100 |
付加機能使用料(メロディコール基本) |
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合 算 |
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-200 |
オプションパック割引料 |
(留守・キャッチ・メロディ・転送) |
合 算 |
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300 |
ドコモWi-Fi利用料(spモード) |
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合 算 |
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-300 |
永年キャンペーン割引料(ドコモWi-Fi) |
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合 算 |
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2 |
ユニバーサルサービス料/基本 |
1番号あたり2円のご請求となります |
合 算 |
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◇消費税等相当額(計) 530 |
530 |
消費税等相当額(合計) |
合算表示の料金合計×8% |
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◇合計 7,165 |
7,165 |
合計 |
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シェアは親と。端末代は一括支払いをしたため純粋な月々の利用料だけです。
あと削れるとしたら、ほとんど使用していない「付加機能使用料(spモード/メール等含む)」と「付加機能使用料(メロディコール基本)」の解約ですかね。
じぶんの携帯電話使用状況や通信環境
・通話
通話はほとんどしていません。自分から掛ける方としては月に30分程度でしょうか。今の契約ですとこちらから掛ける分には通話料は定額ですみます。何かあり長時間掛けたときもこれなら安心です。
・通信
じぶんはポケットwifi(HWD15)を所持しています。引っ越す前までネット環境がなかったためこのポケットwifiでパソコンからのネットを補っていました。今でもスマホで動画を見るときに使用しています。
また、引っ越した今ではJCOMが付いているので、ポケットwifi(HWD15)がなくても正直良いのですが、2年契約のためまだ解約できません…X(
月々ポケットwifi(HWD15)には3700円(キャッシュバックがあるので実質2700円ほど)掛かっています。
月々のデータ量はポケットwifi(HWD15) : 10G、docomo : 3~5Gほどでしょうか。
スマホはすべてポケットwifi(HWD15)を使用するようにすれば「パケット定額料等」の3,233円は不要ですが、ポケットwifi(HWD15)は圏外となることも多いので現実的ではないと思っています。
・その他
日々のちょっとした支払いはおさいふケータイ。すべてEdyやモバイルSuicaで賄っています。
じぶん求めるプランについて
じぶんの状況から鑑みると、求める条件は以下です。
- 通話手段は必要だがそんなに使用していないため通話料金は考えなくてよい
- スマホに付随する通信料は3G~5Gほどあれば十分
- おさいふケータイが使用できること
もちろん、快適に通信が行えることは前提条件です。
解約金についてドコモに聞いた結果
ところでMVNOを行うのであればプランによっては解約金が掛かります。じぶんも解約金が掛かるのか不明だったためドコモ(151)に尋ねたところ・・・
カケホーダイプランの解約に10260円が発生するとのこと。しかも、2015年9月が解約月だったため次回の解約月は2017年9月とのこと。なんというタイミングの悪さ。
というわけで、逆にいつでも変更できます。10260円支払ったところで、現在の料金が半額になれば数カ月で元が取れますからね…。
MVNOってなんだっけ
そもそもMVNOってなんだっけ、ってところから調べました。なにしろ今までdocomoに頼りっきりで、MVNOの存在は知っていたもののほとんど情報はインプットしてきませんでした。
色々調べたところ、ひとまずMVNOはこんな感じ。
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、Mobile Virtual Network Operator, MVNO)は、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のこと。対義語として、自社網をMVNO事業者に提供する側を、移動体通信事業者(MNO)と呼ぶ。
既存のdocomo等の通信業者に相乗りしているから安い、というわけです。
MVNOのメリット、デメリット
安いとはいえ、だからこそのデメリットもあるのでは。契約するのであればメリットデメリットを明確にしてから納得した上で契約したいものです。
このサイトが分かりやすかったです。
MVNOのメリット
・通信料金を節約することが出来る。
・キャリアの二年縛りに翻弄されることがない。
・自分の好きな端末を使うことが出来る。
・契約内容がシンプル。MVNOのデメリット
・使える端末と使えない端末がある。
・キャリアメール(~@docomo.ne.jp など)が使えない。
・家族間無料通話がない。
・通話定額サービス(カケホーダイなど)がない。
・設定などは全て自分で行う必要がある。
・キャリアのサポートを受けることが出来ない。
デメリットの「使える端末と使えない端末がある」については現在Docomoを使用している人はDocomoに対応しているMVNO業者を使用すればよい…など、MVNO業者によっても違うようです。また、諸々のサポートが受けられない/受けにくいということで、自分で調べていける人が向いているようです。
また、上記サイトには記載がありませんでしたが、itmediaには通信速度についてもデメリットとして記載がありました。
MVNOはキャリアの無線通信インフラを借りてサービスを提供しており、例えばドコモ系のMVNOはすべてドコモの基地局を使用しています。ユーザが利用しているSIMサービスを提供する会社(NTTコミュニケーションズやIIJなど)が違っても、利用しているアンテナは同じであるため、一度にアクセスが集中すると通信が遅くなります。例えて言うなら、「お盆の帰省ラッシュ渋滞」が毎年必ず起きることと似ていますね。
アクセス集中による通信速度の遅延は、無線通信インフラの不足によって起こります。そのためキャリアが設備増強を実施しないことには全体の収容数を上がらない問題となります。
実は、上記に加えてMVNOならではの速度低下の原因があります。一般的に、スマホなどの通信端末が基地局にアクセスするとキャリアとMVNOは相互接続を行い、契約するMVNOネットワークを利用してインターネットアクセスしています。MVNOはこの相互接続区間の帯域を購入しており、量に応じた接続料をキャリアに支払う仕組みです。その為、ユーザトラフィックに対し購入した相互接続区間の帯域量が少ないとなれば、送れないパケットが出てきてしまいその結果、通信速度が低下してしまうということが起きうるのです。キャリアでのインターネットアクセスには、この相互接続は存在しません。これはMVNO固有の問題です。
ということで、なるべく帯域幅の大きいMVNO業者を選択する必要があるようです。
次回、MVNO業者を比較した結果を掲載します。